コラム

時間の流れを、年、月、週、日で表したものを暦(こよみ)と言います。
今私たちが使っている暦は、「太陽暦」と言って太陽の動きをもとにして作られたものです。
しかし明治6年以前は
月の満ち欠けに太陽の動きをプラスして作られた「太陰太陽暦」が使われていました。
この「太陰太陽暦」が旧暦と言われているものです。



「旧暦」では、新月の日を各月の1日とし、
次の新月の日を翌月の1日としていました。
新月と新月の間は平均して約29.5日で、12ヶ月だと29.5×12=354日であり
太陽暦と比べると11日少ない計算になります。
このままだと季節がどんどんずれていってしまうため、
このズレが30日ほどになってくると、閏月(うるうづき)として
3月の後に「閏3月」として1ヶ月増やしてズレを解消してきました。


現在では利便性の良さから「太陽暦」を採用していますが
季節の流れや行事は、旧暦に基づいたものが多く残っています。
例えば3月3日の桃の節句。桃の花が咲く時期(2021年は4月14日)に合わせてお祝いをしていました。
7月7日の七夕も然り。旧暦では(2021年は8月14日)梅雨が明け、天の川もキレイに見える頃でした。


忙しい毎日を過ごしていると忘れてしまいがちですが
時には固定された便利なものや習慣を離れて
変動する太陽や月の動きなど自然の流れを感じながら、暮らしてみてはいかがでしょうか。